シアリスの禁忌事項と飲み合わせ

シアリスの禁忌事項と飲み合わせ

シアリスの禁忌事項!重い心血管系の病気や肝障害を抱えている人は使えない

シアリスはED治療薬として知られていますが、人によっては服用できないので注意しましょう。

シアリスの添付文書には「禁忌」という項目があり、服用できない条件が記載されています。添付文書を参考に、シアリスの禁忌事項を見ていきましょう。

心血管系の病気を患っている人は、シアリスを服用できません。これは、シアリスには血管を広げる作用があるためです。心筋梗塞や脳梗塞の人は、。血管が広がると、その分、心拍数が上昇します。一方、性行為は一種の運動と一緒であり、心拍数が上がります。心血管系の病気の人がシアリスを飲んで性行為をすると、心拍数が著しく上昇し、心臓発作を引き起こす可能性があるのです。

こうした理由から、心血管系の病気の人は、シアリスの服用は禁忌とされています。

肝機能が著しく低下しているのも、シアリスの禁忌に当たります。肝臓が悪いと、薬の成分をうまく代謝できません。その結果、有効成分が身体の中に溜まり、重い副作用を引き起こすリスクが高くなるのです。

少し悪くなっている程度であれば、禁忌ではありません。医師に報告することで、用量を下げて服用することは可能です。しかし、通常よりも副作用のリスクが高いということは覚えておきましょう。

そのほか、治療による管理がされていない不整脈を患っている人や、シアリスを服用してから過敏症を引き起こしたことのある人も、服用は厳禁です。

シアリスの服用を考えている人は、自分が禁忌事項に該当していないか、しっかりと確認しましょう。

病気の治療で血圧を下げる薬を飲んでいる人はシアリスを使えない!

狭心症にかかっている人は、シアリスを服用できません。

また、狭心症の治療で、血液を下げる薬を使用している人も、シアリスの服用は禁忌なので、注意しましょう。

狭心症は、心臓の周りの血管が狭くなることで起こる病気です。治療には硝酸剤と呼ばれる薬が使われます。硝酸剤は、血管を広げる作用があります。代表的な薬はニトログリセリンです。

シアリスも、血管を広げ、血圧を下げる効果があります。これらの薬とシアリスを同時に使うと、血管が過剰に広がり、血圧が急激に下がってしまいます。低血圧になると、心臓が血液を送り出す力が弱くなります。

全身に血液が回らないと様々な症状が起こります。とくに、脳の血液が不足すると、命に関わる事態に発展する恐れがあるのです。重い低血圧は、最悪のケースとして、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な心血管系の病気を引き起こします。

硝酸剤には、飲み薬のほかにも、スプレーや貼り薬などもあるため充分に注意する必要があります。

肺高血圧症の薬であるsGC刺激剤も、血圧を下げるため、シアリスとは併用できません。

血圧を下げる薬を飲んでいる人は、医師に相談し、シアリスを飲む以外の治療を検討してもらいましょう。

一部の薬との飲み合わせに注意!体質や持病によっては副作用が起こりやすくなる

シアリスを使用するときは、飲み合わせに注意しましょう。また、体質や持病によっては副作用が起こりやすくなります。

シアリスの有効成分は、CYP3A4と呼ばれる酵素によって代謝されます。一方、薬の中には、CYP3A4の働きを阻害する薬もあります。

CYP3A4を阻害する薬は、水虫などの治療に用いられるケトコナゾール・イトラコナゾールなどが該当します。これらの薬とシアリスの飲み合わせには注意が必要です。シアリスの作用が強くなりすぎて、副作用のリスクが高まる恐れがあります。

降圧作用を引き起こす医薬品との飲み合わせも、慎重に行わなければなりません。シアリスと併用すると血圧が下がりすぎ、副作用が起こりやすくなります。

HIVの治療薬や、一部の抗てんかん薬も、シアリスと飲み合わせには注意が必要です。

肝機能が低下していると、薬の成分が正常に分解されず、副作用のリスクが高まります。高齢者は肝機能が低下していることが多いため、服用には注意が必要です。

陰茎の構造上欠陥を抱える人も、注意する必要があります。屈曲・陰茎硬化症(ペロニー病)などに心当たりがある場合には、医師と相談するようにしましょう。

シアリスを使う際は、医師に相談し、飲み合わせや体質に問題がないか診断してもらいましょう。